おぼえがき

観劇の記憶です。感想や考察も含みますが、自分の覚書としておいています。

舞台 Yè-夜- おぼえがき・感想 2夜目

多分物語が始まって二日目の夜、薔薇が客引きをしているところに水仙がやってくる。ショバ代払え、のやりとりがあって

薔「いいじゃない、あんたとは客層被ってないんだから!」

水「ここでは男でも女でもいいってやつは多いんだぜ?」

薔薇プンプンしながらタバコに火をつけようとするも、ライターがつかない。見兼ねた水仙が自分のライターに火をつけて差し出す。火のついたタバコをくわえて薔薇を引き寄せて、火をもらう水仙。薔薇びっくり。

水仙舞台中央階段の上に移動して

水「ここでは男も女もみんなやりまくってるんだ」

薔「ねぇ、男同士ってどうやるの?」

水「知りたいの?やりたいとか?」

薔「あんたみたいな生意気な男、喘がせて泣かせるのなんて慣れっこ」

水「なんだ、やっぱ慣れてんじゃん」

水「そこの公衆トイレを使ってる。みんな俺の口でいくのが好きなんだ」

薔「口って、この口?それとも…、下の口?」

薔薇ちゃん水仙のお尻掴む。水仙はあまり動じない。この辺りの薔薇ちゃんがさいっこうにおてんば発揮してて可愛い。


水「あんた名前は?」

薔「あんたには関係ないでしょ」

水」関係なくたって名前くらい言えるだろ」

薔「チアンウェイ」

水「は?」

薔「チアンウェイ、薔薇!どう?娼婦みたいな名前でしょう?かあさんはきっと知ってたのねー、私がこういう仕事するって」

水「お前この仕事のこと言ってんの?」

薔「言ってはないけど、だいたい察しはついてるんじゃない?」

水「…」

薔「私かあさんに嫌われてるし、家出るときもろくな仕事のできるわけないって言われてたから」あっけらかんとしてる薔薇ちゃんかわいい。


そこに客がやってくるけど、二人には興味示さず去ってしまう。ちぇーってかんじの薔薇。

水「客増やす方法教えてやろうか?」

メモとペンを取り出す水

薔「アドレス?」

名前と連絡先を書いて壁に貼り付ける。このメモに何書いてあるのかなーってオペラグラスで何度も見ようとしたけど、何書いてあるのかははっきりわからなかった。。きたむのサインかな?


そこに路地裏から刺が二人に声をかける

刺「おい、いくらだ?」

水「あんた次第じゃない?」

赤いネクタイを差し出す

刺「おい」


刺が水の客だと思ってメモにアドレスを書いてた薔薇に声をかける。薔薇は私?みたいな表情

刺「ケツ売ってるやつがお高くとまってんじゃねぇ」

水に握りつぶした空き缶を投げつける

刺「いくぞ」

刺は薔薇を連れて路地裏に消えていこうとする

薔薇は去り際に手に持っていたメモとペンを水仙にかえす

薔「私には必要なかったみたい♡」

ここでお手振りしてはけていく薔薇めっちゃ可愛かった!


若干機嫌が悪くなる水、舞台中央に座り込んでイヤホンで音楽を聴き始める。結構おこ。

そこにグレーのスーツ姿、仕事帰りかな?の夜来香が現れて、水仙に近づいてくる


夜「やあ」


この、やあ、って挨拶夜来香はよくするのだけど場違いで世間知らずで空気読めない感はあるけど優しくて好きだった。


僕のことどう思う?

君にこんなことしてほしくないんだ!

どうしてこんなことするの?


的な、水仙を煽るようなことばかり言ってしまう真っ直ぐすぎる夜来香。


そこに刺と消えた薔薇が戻ってくる

薔「男とやった方が安いーって、比べんなっつーの!」

刺に高いと言われて返されたらしく、タバコ吸おうとイライラ。またライターに火がつかない。イライラ。地面にタバコ投げつける。

薔「いーわねー、そっちはお客がたくさんで」

水「そいつ客じゃねーんだ」

薔「そうなの?」

そこに現れる水仙馴染みの客。

水「なぁ、昨日は悪かったな」

客「別に…」

俺を買えよ、サービスしてやるから、と夜来香に見せつけるようにディープキッス。そのまま二人は消えていく。


夜「彼はどうしてこんなことを…」

薔「こんなこと?」

夜「ごめん!!」

薔「声大きい」

夜「別に怒らせるつもりじゃ…!」

薔「あんたあいつの元恋人かなんか?」

夜「そういうわけじゃ…」


このあたりのやりとりで、

薔「水仙、ま、本名じゃないだろうけど?」

って夜来香が水仙の名前を初めて知るやりとりがあって、連絡先のメモを教えてもらうシーンがあったはず


薔「女でよければ、私と遊んでかない?」

夜「…!」

荷物と上着を剥ぎ取られて押し倒されてマウントを取られる

マウント取られながら逃げ出そうとしている夜来香

薔「なぁに?男じゃないと無理な人?」

夜「そういうわけじゃない!!!」

はた、と動きを止める薔薇

夜「ごめん…」

薔「何謝ってんの?!ばっかじゃない?」

ここの薔薇ちゃん、本当に馬鹿じゃない?!

っていい方じゃなくて、若干


あら、ほんとに男しか無理なのか、ごめんなさい


みたいな雰囲気あった。優しい。


下手から一人の男が現れて夜に


客「いくらー?」

夜「は?」

客「オールナイト」

夜「おーる…?なに…?」

客「一晩いくらかって聞いてんの」

夜「?!なんなんだよ、あんた!」


夜を売りと勘違いして声をかけるも、拒否される。


薔「彼売りじゃないの、女でよければ、私が相手になるけど?」

客「僕がタチに見える?」

薔「私攻めるの得意よ〜」

ネコのおとこのこの胸元さわる薔薇ちゃん

客「いいよ?」

一発KOで薔薇ちゃんはネコの男の子に買われていきました。二人を見ている夜来香に


薔「聞きたいことあるなら直接聞きなよ」


と言って、水仙のアドレスが書かれためもをおでこに押し付けて去っていく。

多分千秋楽だけはおでこじゃなくてほっぺにギュって押し付けてた気がする。

夜は「?!」って感じでされるがまま。薔薇夜可愛い…


舞台な中央で水仙のアドレスを見ながら考え込む夜来香。


舞台下手ではさっき馴染みの客と消えて言った水仙がトイレでフェラしてる。

夜来香からはそんな現場は見えていないはずだけど、なにか見たらいけないものを見てしまったような、見たくないものを見せつけられているような、今にも逃げ出したいって感じの表情でたたずん出るけど、客が果てて水仙がごっくんした後、耐えられずその場から逃げるように立ち去ってしまう。


夜の街二日目の出来事めっちゃ濃い。

記憶がぼちぼち抜け落ちてて悲しい…