舞台 Yè-夜- おぼえがき・感想 4夜目
水仙と夜来香が出会って三日目の続き
夜来香が客とホテルに向かい、水仙は一人路地裏に残される。
俯いてる座り込んでいるところに薔薇登場
機嫌の悪い水仙を察してなのか、あっけらかんと声をかける
アイス好き?
一口食べる?
機嫌悪い!
薔薇の声かけに観念したのか、差し出されたアイスに口をつける水仙。
2〜3口舐めた所で
水「ほら、声出せよ」
薔「アーン?」
水「もっと感じてるみたいに」
薔「あ〜ん」
一瞬間を置いて目線だけで薔薇を見上げる水仙、ここで薔薇のノリを悟ったのかそのままアイス舐めるのを再開。薔薇は水仙に乗っかって喘ぎだす
薔「あ〜んだめぇ〜♡♡♡」
水「あーあー、もうべちゃべちゃになってる、ここがいいんだろここが」
公演前半は普通に日本人カップル(?中国人か)だったけど、後半はoh,Yes!oh,my god!とか言い出しててめっちゃ外人カップルw
薔「私にも舐めさせて!」
水仙のアイスを譲ってもらい、今度は舐める側に。
水「あーっ、そこ気持ちいい」
薔「ここ?ここが気持ちいいんでしょ?」
水「そう、そこ気持ちいいっ」
もっと優しく
もっと奥まで咥えて
先っぽも舐めて
水仙の指示が具体的でわらたwDVDのインタビューで、セクシャルなシーンあるけどどうですか?みたいな質問に
見せるというより、
日常をのぞいてもらう感覚
と言ってたので、これはきたむの日常のぞいてる…?とあとあと気づいてほんと体当たりよな、と思い返してる。夜全編通してもそうだけど、きたむーファンの方の感想をとても拝見したい。私はどうしてもまつむらくん推しなので、その目線で見てしまうから。
水「あっ…いきそう、奥まで咥えて、全部飲めホラこぼすなよ」
一応果てたふりで最後ごっくんするところまで。これ客相手にやってるとしたら水仙わりとSな売りなのでは。
綺麗な顔とスマートな体、と言っても女性っぽいわけではないし、スマートと言っても華奢なわけではないから、男性だけど妖艶で綺麗(ぱっと見の印象とか肌そのもの)な人ってきたむ以外いるかと知らないし、いろんな状況踏まえると今回の公演に対して良い配役だったんだなーって思う。
公演発表された当初は、きたむの人気とBL的な要素で、奇をてらうというか、話題性で売っていくのかーとおもってたけど、ほさかさんと役者の本気で、そもそもそうじゃない(クロードもそうじゃなかったけど)公演に完成していてよかったな。ありがとうキャスティングの方。
薔「あーもう、ベタベタw何やってんだろ私たちw」
下げてるポーチからハンカチを出してアイスを拭き取る薔薇。このシーンだけじゃないけど、薔薇は何が起こってもすぐこのポーチから鏡やらリップを取り出して身だしなみを気にする仕草する。刺にひどいことされたり客に逃げられたりしてそんな状況じゃないやろ?!って時にも気にするのが公演中は気になったシーンもあったけど、あれは自分の身をかばうというか、平常心を装うのに必要な行為だったんかな。自己防衛薔薇かわいい。
夜「お前こんなんじゃ結婚できねーだろ」
薔「結婚?考えたこともなかった。あたしそもそも男嫌いだし」
薔「力強いし、すぐ怒鳴るし」
薔「この間の彼とはどうなの?恋人でも客でもない彼」
ここで水仙は
あいつはあっち側で俺はこっち側の人間、俺たちは誰とも関わらずいきていけるけど、あいつは違う。始まりなんてない、あるのは終わりだけ
みたいな心情を吐露。
水「こいつが羨ましいよ、賞味期限のないこいつが」
薔「アイスって賞味期限ないの?」
水「凍らせておけばいつまででももつ。食べたい時に取り出せばいつでも食べられる。恋人として最高だろ?こいつとなら結婚しても良いかも」
薔「恋人としては冷たすぎじゃない?」
水「たまにベタベタしてくるけど」
アイス擬人化の会話可愛かったな。そのままアイスフェラ2回戦に突入。また薔薇が舐める番。
水「いったばっかりだからくすぐったい」
って、2回戦ならではのセリフ。
そこで二人じゃれてるところに刺が現れる。背後に気配を感じて不穏な雰囲気になる二人。
刺が現れたあたりから舞台上手の薄暗いベッドと思わしきセットに、思いつめた表情の夜来香が現れて客席を背にして座る。
座ってる間はぎゅっと手を握りしめて、何かに耐えるように、諦めたいのに諦めきれない怯えた表情で。
初日はちゃんと舞台中央を見てたんですが(というか上手が直視できなかった)2公演目以降は覚悟して上手を見ることに集中してたので、舞台中央での出来事が細かく頭に入ってません…なので覚書も上手中心というかそればっかりです以下。
暗いホテルの部屋に光が射したと思ったら、逆光に照らされて脱いだ衣服を持った客が登場。パンイチ。夜来香を見下ろしてる。
隣に腰を下ろすと、ゆっくりと夜来香の白シャツのボタンを外していく。
客は慣れてる売りが好き、みたいな話がチラチラあったけど、この客はきっと慣れてない売りが好き派だったんだろな。
しかも慣れてない派の中でも、脱がされるの恥ずかしがるとかヤダヤダ♡演技するとか慣れてないのを演出する方が客は喜びそうだけど、
完全にお人形さん化していいなりの夜来香を後々また買おうとするし、ガチウブなのがお好みのようで、おぬし、わかっとるな…
シャツを脱がせ終わったらグレーのタンクトップも小さい子が着替えさせられるみたいにバンザイして脱がされる。
この間の夜来香はずっと客の方向いてるからどんな表情で脱がされてたのか客席からは見えないんだけど、どんな顔してたんだろ…みたかった。
上を脱がされたら次は下、ベルトのバックルに手をかけられる。ここから客がベッドから腰を下ろして、夜来香の目線の下から脱がせてく形になる。目の前ではだけてくところを見る姿勢に体勢変えるとかほんとやらしいおぬしわかっとるな…(2度目)
前くつろげられたらそのまま脱がされるかと思いきや客席の方向いてベッドの向こう、自分の客(客席と客が紛らわしくてすみません)に向かって腰を向ける夜来香。ちゃんと足開いて膝立ちしてる
客が後ろからパンツごと下半身引っぺがして、夜来香に覆いかぶさってくる。かぶさったっていうか、挿れられたら、それまでよりほんのり照明が明るくなって、何されてるかがより鮮明になる上手。と同時に喘ぐ夜来香。
左手は思いっきり乳首触られて、右手は腰をホールドされてた(強引というか、逃げ出せないように無理矢理感だす演出にも感じたし、ただ単にまつむら氏が思いっきり仰け反るからそれ以上伸び上がらせると下全部見えてあぶねーぞ!っていう抑止翼のためもあった気がする
初日は舞台中央でのやり取りをちゃんと見てたのもあって、突然上手でおこったことに「?!?!?!」だったんだけど、日に日にここの仰け反りが役者が慣れてきたのか加減をしなくなってきて、
それ以上仰け反ると本当に見えるぞーーーって後半はわりとひやひやしながらガン見してた(…)何も起こらなかったけど。
そしてベッドの脇が少し見える角度の席だった時ちゃんと下に何かしらはいてるのがみえてちょっとホッとした。
客「気持ちいいんだろ?!」
夜「…はいっ…」
客「だったらもっと声出せよ!こっちは金払ってんだよ!!」
夜「…はいっ…!」
めちゃくちゃに抱かれながらそれでも気持ちよがる夜来香。めっちゃ喘ぐ。てか喘ぐのうまいな…?!
きたむーもだけどやっぱり何かしら見て勉強したのかしら…みた参考資料が良かったのかな。可愛かったです。実際ゲイビってこんなに喘ぐものなの??ちゃんとみたことないけど、なんとなくBLCDみを感じた。2次元の可愛さ。
夜来香が果てると客は体を離して、ベッドの下手側に腰を下ろす。パンツ下ろしてたのちゃんとはく細かい演技もしてて生々しかった。
果てた夜来香はベッドに伏せて肩で息してる状態。そんな上下する肩を客が撫で回してる。たまに夜来香の耳元に口を寄せて、何か話しかけたりもしてたな。
この話しかけるのも公演最初はなかった気がするんだけど、このシーンも含め、初めて夜来香を買うシーンも、また夜来香に売ってくれって詰め寄るシーンも、公演回数が重なるにつれてスキンシップが濃くなっていってた。
耳元ではなんていってたんだろう。
撫で回すのに満足したのか、客は立ち上がって夜来香の目の前に何枚かの札をなんの感情もなかったみたいに、捨てるように置いて部屋から出ていく。札が撒かれたことに気づいた夜来香は少し頭を上げて、目の前にあるものが理解できないような、何かみたことないようなものを見るような目でぼんやりお札を眺めてる。
一度客席に背中を向ける形でパンツとズボンをはいてる仕草。ベッドに腰を下ろすけど、ベルトはちゃんとしまってないし、パンツもほんとはいただけという感じでぐちゃぐちゃ。
ここまでで舞台中央では金払ってんだから殴らせろ!という無茶苦茶な刺と薔薇とのやりとりがあって、薔薇も刺から金を投げつけられてる。
薔「やられなかったけどお金もらえちゃった」
って強がってあっけらかんとしてるけど
仕事だからお金もらえればなんでもいいって言うけど辛くて泣きくずれてしまう。
舞台下手で泣いてる薔薇と同じく、上手では夜来香が投げられた札を握りしめて泣いてる。
触られたところを掻き毟るように、それを許した自分に苛立ってるみたいに。
この時ベッドに伏せるように泣いてるんだけど、うつむいた時の首筋から背中にかけての骨と筋肉の隆起が美しかった。
ライティングの美しさでそれでも綺麗に見える夜来香がさらに苦しくて悲しかった。
握っていた札を投げつける夜来香。そのまま着ていた上着を持って、ホテルの部屋から出ていってしまう。
個人的にここは出て行かずとも、とぼとぼシャワーに向かうか、そのまま座り込んでうずくまるくらいでも良かったのかなぁと思った。ヤられてあんなすぐ出て行くかな?
一刻も早くその場を離れたかったのかもしれないけど。
勢いで部屋を出ても、緊張の糸が切れると、ドアの外で座り込んでまた泣いてしまいそうな不安定さがつらかった。